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プロジェクトマネジメント・ツールボックス 詳細

(翻訳刊行にあたってから抜粋)

プロジェクトマネジメント道具箱とは、プロジェクトマネジメントのツールを収めた架空の箱のことです。プロジェクトマネジメントの典型的なツールをどのように使いこなすかというノウハウが本書には一杯詰まっています。

組織が優れたプロジェクトマネジメントを実施するためには、組織独自のプロジェクトマネジメント・プロセスに対応したツールを収めた道具箱(Toolbox)を整備しておかなければなりません。すなわち、ツールに関する知識を高め、組織の戦略に即したツールを選択し、それをカスタマイズし、実際のプロジェクトに活用できる形でPM道具箱に収納します。

本書では、プロジェクトマネジメントの標準であるPMBOK® ガイドの全てのツールと技法を網羅しているわけではありませんが、プロジェクトマネジメントの体系を理解するに十分な種類の50を越えるツールと技法が取り上げえられています。本書の主要部分は、ツールの基本的な知識にとどまらず、さまざまなプロジェクトの状況における個々のツールを適用する事例とそれに関わる詳細な記述から構成されており、ツールを実際の現場にて適用可能なレベルにまで掘り下げた実務に役立つものとなっています。
ツールと方法を知りたい方や実務への適用を考えている方の期待に十分に応える内容となっており、2004年度には米国プロジェクトマネジメント協会(PMI)の最優良図書に選定されております。

本書の構成

第1章
本書の導入部として、異なる事業戦略をとる企業を例にとり、組織の競争戦略を実現するものとしてPM道具箱を提示しています。すなわち、組織の競争戦略に応じた標準的プロジェクトマネジメント・プロセス(SPMプロセス)を設定し、さらにSPMプロセスに対応してPM道具箱を設け、その道具箱には適切なツールを用意して入れるという構図が提示されています。
第2章から第15章
個々では、PM道具箱のツールを扱っており、次のような項目にしたがって系統的に記述されています。
  1. プロジェクトの立上げ[2]、計画[7] 、実行[5]の3部に分類された14の章から構成されています。
  2. これらの章は次のような一定のパターンをもつ記述となっています。
  3. 各章は大きく「はじめに」「ツール」「結びの言葉」に分けられています。
  4. 個々の「ツール」は、「ツールとは何か」 「ツールの構成」「ツールの利用」「要旨とツールのチェック」および補完的記述である囲み記事から構成されています。  
  5. 「ツールの利用」 は更に次のような共通の見出しから構成されています。すなわち、「使うとき」「作成時間」「便益」「長所と短所」「バリエーション」「 カスタマイズ」 等です。
第16章
最後の章である本章では、事例を基にした組織の戦略とPM道具箱との関係を概観し、PM道具箱に含めるツールの選択とカスタマイズの方法が記述されています。

本書に目をとどめられた人は、まず本書にどのようなツールが取り上げられているか、また、それらのツールはどのような場合に適用されるのかをあたってみてください。プロジェクトに従事する人は、個々のプロセスに着手する前に本書の当該箇所を一読してみてください。必ずや、実務に役立つヒントが得られるはずです。

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