PDU対象の5つのカテゴリー
カテゴリー1:正式な学校教育
PMP資格取得後にプロジェクトマネジメントに関係する学位のコースを完了すること。
一般的には、1学期間に1時間あたり1単位の授業が15週間であれば、15PDUと計算されます。
コースの一部のみがプロジェクトマネジメントに関係する場合は、プロジェクトマネジメントに関係する部分のみがPDUの対象となります。
監査対象となった場合は、単位を取得していることを証明する成績表、単位取得証明書の提出が求められます。
カテゴリー2:プロフェッショナル・アクティビティと自己研修
カテゴリー2はプロジェクトマネジメントのプロフェッショナルとしての活動、および自己研修が申請対象となります。
カテゴリー2には、高いハードルから、実務にわたるまで様々なアクティビティが網羅されています。日々プロジェクトマネジメントの実務に携わっている皆さんは、2Hの申請を考えてみてください。
カテゴリー2の内容は以下のとおりです。
2A:掲載に審査のある専門雑誌へのプロジェクトマネジメント関連の記事の著者あるいは共著者である場合(例:Project Management Journalへの寄稿)
例として挙げられているように専門雑誌としてのクオリティのあるものへの掲載が対象となります。著者であれば、ひとつの記事に関して30PDU、共著者であればひとつの記事に対して20PDU相当のアクティビティとなります。
2B:審査のない雑誌へのプロジェクトマネジメント関連の記事の著者あるいは共著者である場合(例:PM Networkへの寄稿)
例として挙げられているようにPM Networkレベルの記事の内容、分量が求められます。
著者であれば、ひとつの記事に関して15PDU、共著者であればひとつの記事に対して10PDU相当のアクティビティとなります。
2C:コンファレンス、シンポジウム、ワークショップあるいは正式なコースでプロジェクトマネジメントに関連した講演の講師をした場合。
10PDU相当のアクティビティとなります。
2D:PMIのコンポーネント・ミーティング(支部ミーティング)での講演の場合。
5PDU相当のアクティビティとなります。
2E:コンファレンス、シンポジウム、ワークショップあるいは正式なコースでのプロジェクトやプログラムマネジメントに関するパネル・ディスカッションのモデレーターを勤めた場合。
5PDU相当のアクティビティとなります。
2F:プロジェクトやプログラムマネジメントを含むテキストの著者あるいは共著者である場合。
著者であれば40PDU、共著者であれば20PDU相当のアクティビティとなります。
2G:プロジェクトあるいはプログラムマネジメント学習プログラムの内容の作成者である場合。
新規のプログラム作成に対しては10PDU相当のアクティビティとなります。
2H:1年間にプロジェクトまたはプログラムマネジメントの実践を1500時間以上行った場合。
1年間(1月~12月)で5PDU。
CCRサイクルで15PDUが最大の申請となります。
勤務先からプロジェクトの公式な開始時期及び終了時期、実働時間、プロジェクト概要に関する記録を提出してもらうことが必要です。詳細にわたる記録は特に必要ありません。
2-SDL:自己研修アクティビティは自主的に行うプロジェクトのリサーチや学習になります。学習は同僚、クライアント、コンサルタントとの討議やコーチング・セッションの非公式なアクティビティも含みます。記事、書籍、教育的なマニュアル、ビデオ、CD-ROMあるいはその他資料が含まれます。
CCRサイクルで15PDUが最大の申請となります。
自己研修アクティビティに相当するものは、プロジェクト/プログラムマネジメントに関係するもの、明確な目的に基づいたものであり、知識資源を活用したものであるべきです。
申請の際に詳細な情報を自己研修アクティビティ・ワークシートへ記載することが求められます。(オンラインの申請箇所の設定あり、英語にて記述すること)
- 学習目的の記述
例:Be able to systematically calculate risk in projects and develop contingency plans.
- 人的/物理的リソースと時間数
例:Discussion with John Smith, director of the project office for my company. 2hours
監査対象となった場合は、学習した内容を報告し、保管する証明となる資料を提出しなければなりません。討議あるいは読書のからのノートをも含みます。
カテゴリー3:PMIのREP/PMIの支部・SIG
カテゴリー3は、PMIの支部/SIG/REPが主催する研修で、事前にPMIへ申請し、承認されたプログラムのみが対象です。
カテゴリー3に該当するREP(Registered Education Provider)、あるいはPMI東京支部が行っているセミナーに出席されたセミナーを申請している方が多いかと思います。
REPおよびPMI東京支部では、プロジェクトマネジメントを学習するプログラムとして内容を企画・検討して、PMI本部に申請をします。PMI本部の審査に通り認定されたプログラムには、プログラム番号が付与されPDU対象のアクティビティとして登録されます。そして、PMI本部WEBのPDU申請画面に表示されます。
このような手順を踏まえたREPやPMI東京支部のプログラムが「PDU対象講座」としてコース案内等に表示されています。
カテゴリー3にて申請し、PMIから監査対象となった場合には、アクティビティの証明として申込書、REPが発行する修了書、参加証明書を提出しましょう。
REPおよびPMI東京支部でもプログラムに参加された方の情報を記録しておくことが求められています。PMI本部から確認が入ることもあります。
カテゴリー4:他の研修提供機関
REP以外の組織が提供するプロジェクトやプログラムマネジメント関係の教育に対してはカテゴリー4として申請することができます。1時間あたり1PDU相当分となります。
企業で行っているプロジェクトマネジメント関連の教育等がこれらの対象となります。たとえば、ソフトウェア開発手法等、プロジェクトマネジメントに関係のない内容の場合は、PDU対象のアクティビティとはなりません。トピックがプロジェクトマネジメントであるかが申請の際のポイントです。
申請後にPMIがその内容を確認します。そのため、内容によってはPDUのアクティビティとして承認されない場合もあるのでご注意ください。
監査対象となったときにはコース内容に関しての書類を英語で提出することが求められます。受講者は以下の情報を主催組織から入手し、提出するようになります。
監査にて求められた書類が提出できない場合は、PDU対象のアクティビティとして認められないこともありますので、ご注意ください。
- 申し込みフォーム
- 出席証明書
- コース概要を網羅しているカタログ、資料
- コースの講師の適性、資格を示す資料
カテゴリー5:専門的組織やコミュニティへのボランティア・サービス
CCRサイクルで、20PDUが最大の申請となります
プロジェクトマネジメント関連組織へのプロフェッショナルとしてのサービス提供、非雇用あるいは非顧客としてのプロジェクトマネジメント関連作業への無料奉仕であること。
ボランティア・サービスの内容は、PMBOKガイド第3版のプロジェクトの定義に合致したものであること。
- 例1.プロジェクトマネジメント組織への選任された理事としてのサービス提供
- 3ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で2PDU相当のアクティビティ
6ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で5PDU相当のアクティビティ
12ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で10PDU相当のアクティビティ
*3ヶ月未満の活動はPDU対象とはならない。
- 例2.プロジェクトマネジメント組織へのボランティアあるいは/任命された委員会メンバーとしての参加。
- 3ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で1PDU相当のアクティビティ
6ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で3PDU相当のアクティビティ
12ヶ月の参加:1月1日~12月31日の1年間で5PDU相当のアクティビティ
- 例3. コミュニティや公益団体へのプロジェクトマネジメント関連のサービスの提供
- 1月1日~12月31日の1年間で5PDU相当のアクティビティ
この場合は、プロジェクトのスポンサー組織が法的にNPO組織であること。
監査対象となったときには、PMPとしての知見を持ち合わせプロジェクト・タスクの牽引あるいは、プロジェクト・チームの一員として組織に貢献したことを証明する組織からのレターや証明書を提供することが求められます。
注:2007年12月18日現在のCCRに基づいた記述となっています。
詳細はCCRをご覧ください。
http://www.pmi.org/PDF/pdc_ccrhandbook.pdf
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